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タマムシシティの池

メインhttp://ayukazepoke.blog.fc2.com/ 向こうで書く気がしないようなことをこっちに書きます

ポケモン新作レビュー【ネタバレ無し】

真面目にポケモンの記事書きます


【公式】『名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~』 紹介映像

というわけで買って遊んできました。

・ボリューム
ボリューム自体はそんなに大きくは無いけど(価格を考えれば物足りないという感じは無い)ポケモンの動きとかムービーがかなり凝っているのでむしろ安いと感じるレベル。わき道にそれて色々やれることも多く、見た目以上にボリュームがある作品といった感じ。



・難易度
ポケモンというベースの時点で予想はついている人も多いですが、難易度はそれほど高くは無いです。子供でもしっかりと考えれば解けるぐらいの難易度です。推理パートでもしっかりピカチュウがサポートしてくれますし。
どちらかというと推理よりも証拠集めメインで、正しい意味での「探偵ゲー」といった感じが強いです。推理が飛躍する局面は少なく、証拠をしっかりと固めて確実に結論を出すというスタンスで推理を行います。
ポケモンの知識を分かってる人にはだいぶ推理が楽になるのですが、まあその辺はポケモンマニアのみを客層としてるわけではないので当然かなあ。



・シナリオ
こっちも全体としてはオーソドックス、全年例対象なので探偵モノらしさを出しつつあくまで子供でも分かるシナリオにしてる感じ。
どんでん返しやシリアスな場面もしっかりとありますが、全体的にはシナリオは明るめ。
やたらと渋い声でピカチュウが喋ってるところからも想像はつくかと思いますが、大人(というより親の側)はピカチュウに感情移入しながら、子供は主人公のティムくんに感情移入しながら楽しむように作られている風に見えます。この辺りはポケモンアニメの一部にも通じるところがあり、ポケモンという作品で作るシナリオとして押さえるべきところをしっかりと押さえてるなあと実感。



・キャラクター
ピカチュウ
大川ボイスをひたすら楽しめる、会話パターンがやたらと多く、モデリングも凝っているのでとりあえず話しかけてるだけでも面白い。場面限定のボイスも用意されていて、何週もしないと回収しきれないぐらいに豊富。

ピカチュウに渋い声であってるのかなーなんて思いましたが、実際聞いてみるとコミカルな動作と合わせて憎めなさと可愛さと可笑しさが絶妙に混じったなんともいえないキャラクターに仕上がっています。シナリオの方でも述べましたが、主人公はティムであるけれどピカチュウの方もしっかり感情移入できるもう一人の主人公として仕上がっていて、親の立場からプレイするとたぶんピカチュウの視点からシナリオを追うのかなーなんて思ったり。

あと、何故こういうキャラクターをピカチュウにやらせるのかということですが、他のポケモンにこのキャラ付けをさせるとニャースのようにそっちのインパクトが強すぎることになってしまうので、ピカチュウで良かったと思います。ピカチュウならサトシのピカチュウインパクトが既に強いので、このピカチュウピカチュウの一種で収まってくれるので。


ティム
主人公の少年。こっちはいかにも少年漫画アニメの主人公っぽい感じです。とはいっても相棒のピカチュウのキャラが立ちまくっている以上、こっちまで変に奇をてらうよりは王道を押さえた方がいいことは間違いないのでこれでいいと思う。


その他人間キャラクター
妙に豪華な声優人で笑う。ポケモンとの係わり合い方が色々描かれていて、ポケモンファンとしてはとても面白い。
モブの人間がポケモンと仲良くしようとしてるのに、ポケモンの方は全然見向きもしてなくてしかもそれに気がついていない場合とか現実の動物にも通じるがかわいそうなのにクスッとくる。

子供主人公の作品でありながら大人側の立ち居地をしっかり見せる人が出てきて、「いい大人」というのをしっかりと描いているのはよかった。ただボリュームの関係で描写が足りてないので、これからに期待。



ポケモン
モデリングが凝っていて、眺めてるだけでも可愛いと感じる。今作の一番の目玉要素だと思う。
ポケモンの性格などに関しては「ポケダン」や「ポケパーク」系列のようにポケモンも人間と同じように知能を持っているという描き方と「ポケモンスナップ」などに代表されるようなあくまで生き物の一種で考え方なども人間とは異なる別の生き物として描くという2パターンがあるが、今回は後者。何を考えてるかよく分からなかったり、全然違うこと考えてたりするポケモンも多く、一つの生き物としてのポケモンの掘り下げが非常によくできている。

また、人間とポケモンの関わり方というこれまでアニメでしか表現されてこなかった描写も今回非常に豊富でやっと「ポケモンがやりたかったこと」をゲームの中で表現できるようになったなあとちょっと感動した。
対戦だけでないポケモンオタクならオープニングで街中を描きながら人が歩く中に隣にプリンが一緒に歩いてたりするのを見るだけで「ついにここまできたか」と思ってしまうのはたぶん分かってもらえると思う。



演出
シネマティックADVの通り、雰囲気を楽しみつつプレイするポケモン雰囲気ゲーとしてはポケモンスナップ以来の快作。ポケモンの世界観を目いっぱい楽しみたいというような人にはものすごく楽しめるゲームだと思います。
ポケモンGOもそうですが、今年のポケモンは「人とポケモンのいる世界」という描写を前面に出していく作品が出てきて、これからに期待大。



総評
ポケモンの世界観を楽しみたい自分のような人にクリティカルヒットする作品ですが、対戦オタクに合うかといわれるとちょっとってなるのは否定できないかな。もしくは、大川ボイスのピカチュウを見て魅力を感じた人ならそれだけのために買ってもお釣りが十二分に来ます()



アフィブログじゃないので下のリンクから買ってもぼくには何の得もありません。