タマムシシティの池

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ポケモン新作レビュー【ネタバレあり】

ネタバレあり




というわけでネタバレを多少含めた追記

ボリューム
ぶっちゃけて言うと、1500円という価格で予想された通り連作の序章です。
そもそもNHKで公開された一大プロジェクトがこんなにこじんまりと終わるわけがないというのはまあ当たり前ですが。
で、今回は序章と1章2章に当たる内容になります。
プレイ時間でいうと、それなりに会話を回収しながらプレイして3~4時間ぐらい。
この辺はネタバレ無しの方で触れましたが1500円(現在は値引きで1200円)程度の価格としてみると妥当なところで、ピカチュウとの会話や本筋に関係ないイベントの回収なんかを含めるとボリューム的には結構多いという風に判断したわけです。
根つめてやるというよりは、余った時間にさっとやるゲームという感じかなとも思います。
セーブは一つだけですが、一周がすぐに終わることと3DSというハードの特色上データ消去が容易なので、その辺の不便さはあまり感じません。

シナリオ
序章から3章に当たるので、今作単体では謎が解明されるとかは全然ないです。複線張って「つづく」です。
登場人物もある程度顔見せが中心で、まだまだ各キャラどうこう言える段階ではない感じ。ピカチュウだけやたらとキャラが立ってますが。
ピカチュウについてですが、これはもうOPから分かりやすく伏線が張られているのですぐに分かります。これは元々親子でやる作品として考えられていたのかな。この辺はこっちの話とネタバレ無しの方の話を見れば言いたいことが丸分かりだと思うので言いません。

今作はポケモンと人の交流を軸にすえている感じがありますので、キャラクターもポケモンありきで作られていて、人単体だとちょっとキャラが薄いかなーという風に感じるかもしれません。その分人とポケモンという風に見るととてもよくできているので自分はわりと満足しました。第一探偵ゲーでモブにそこまで描写細かくされても困るというか


世界観
今作では「ポケモンバトル」や「モンスターボール」などが一切登場しません。ポケモンの技に関してもそれほど出てくる場面は多くなく生き物としてのポケモンをプッシュしているといえるでしょう。探偵のピカチュウが居るため、ポケモンの考えていることが分かるというシステムは、ポケモンと人との関わりを双方から描写できていて、かなりいい感じ。ポケモンに聞き込みをする場面も多いのですが、どいつも頼りなくて若干イラっとくると同時に「そんなもんだよなあ」と思ってしまうのが妙にリアル。


クリアしての感じ
ラストの某ポケモンのサプライズ登場含めて、今後に期待させる作品だと思ったのですが、分割販売したのは元が映像作品だったからなのかなと推測。ただこの後何章続くのか正直全く予想できない(父親探しが終わってもその後も続きそうな感じもする)ので、分割販売という形を取るしかなかったのかもしれないとも。(いかんせん全く新しい取り組みなので反響でどれだけ続けるか決めるのかも)
ポケモン好きという層が広いので「ポケモンが好きならやるべき」と声をあげていうのは憚れるのが難しいところです。
この作品に関しては「ポケモンという世界観(特にアニメ)が好きな人にお勧めする作品」というべきですね。
ジャンルに関してはそのまんま映像を楽しむADVです。ニコニコで見て満足みたいな層だとちょっともったいないとか思っちゃうのではないかという感じはしました。